リニア大阪延伸「名古屋開通したらすぐ」 JR東海社長
2014年1月1日03時21分
ソース
http://www.asahi.com/articles/ASF0NGY201312310035.html
rinia
 JR東海の山田佳臣(よしおみ)社長は、リニア中央新幹線の大阪延伸について「名古屋まで開通したら、すぐさま取りかかりたい」とし、名古屋、大阪の同時開業を改めて否定した。

  大阪までの全面開業で約9兆円かかるとされる工費は全額、JR東海が負担する。

安定配当と赤字にならない資金繰りを維持するため、東海道新幹線で出る利益を資源に、まず名古屋まで先行開業させる2段階工事を強調。

大阪延伸については、「良好な経営体力を維持したうえで取りかかりたい」語った。

 大阪までは2045年に開業する計画だが、自民党や関西経済界などから無利子融資など、国による特別な配慮で前倒しを求める意見が出ている。山田社長は「我々の描いた基本設計図に影響を与えない仕組みであれば検討はする。だが、こちらから(資金を)せびるようなことはしない」と述べた。

 そのうえで、27年の開業を目指す東京・品川―名古屋については、今夏の早い時期に工事実施計画の認可を国土交通省から得て、今秋にも着工したい意向を示した。「慎重かつ丁寧にやっていく姿勢に変わりはない」とも語った。